DELLのノートパソコンは、どちらかと言うとスペックが良くて安いけれど、デザインが少々。。。 というパソコンが多い印象です。しいて言えば、「DELL XPS 13」は薄型・軽量でスタイリッシュなシリーズになるのですが、結構お値段が高いパソコンとなっています。
>> DELL XPS 13 (9370)レビュー。スタンダードモデルの「Inspiron 13 5000」と比較
そこで、スタイリッシュなノートパソコンだと、HPやASUSなど、他のメーカーのノートパソコンがおすすめになります。その中でも、以前から気になっていたHP(ヒューレット・パッカード)の「ENVY 13」を触れる機会がありましたので、レビューしたいと思います。
「HP ENVY 13(ah0000)」のスペック
今回レビューする「HP ENVY 13」はスペックとしては標準ですが、スタイリッシュで洗練された、アルミニウムボディの13.3インチのノートパソコンになります。家の中で使うだけでなく、外に持ち運んで使う用途に最適かと思います。
OSはWindows 10 Home、ディスプレイは13.3インチ(1920 × 1080) タッチパネル、CPUには第8世代のCore i5-8250Uが搭載されており、メモリは8GB、PCIe NVMe M.2 ソリッドステートドライブは256GB SSDを搭載しています。光学ドライブは付いていません。
256GBのSSDは、初期の段階で22.4GBがリカバリ領域に割り当てられており、空き領域としては175GBとなっていました。このくらいの容量があれば、動画などをたくさん保存しない限りは、十分ですね。
「HP ENVY 13」は基本的には「Core i3、4GB」または「Core i5、8GB」の2種類のモデルが用意されており、それぞれでMicrosoft Office(WordやExcel)の有無を選択することができます。2018年9月26日現在ですと、「Core i3、4GB」モデルは103,464円(税込)、「Core i5、8GB」モデルは113,184円(税込)で購入できます。
Microsoft Officeを使いたい場合には、オプションで付けることもできます。WordとExcelだけで良ければ「Microsoft Office Personal 2016」が22,680円、PowerPointも使いたいのであれば「Home & Business 2016」が30,240円になります。
通常であれば「Core i5、8GB」モデルに「Microsoft Office Personal 2016」を付属して、144,288円になるのですが、今回、NTT系列のネットショップ「NTT-X ストア」で126,165円、さらに期間限定の15,238円割引クーポンで110,927円(税込)で購入できたので、かなりお買い得でした(^^)
・HP ENVY 13-ah0000 (i5/8GB/256GB/H&B 2016) (NTT-X ストア)
https://nttxstore.jp/_II_HP15961962
「HP ENVY 13(ah0000)」の同梱物
「HP ENVY 13(ah0000)」の同梱物はこちらのようになっています。
(選択したオプションにより異なります。)
・パソコン本体
・電源ケーブル
・電源アダプタ
・Microsoft Office Home & Business 2016
・速攻!HPパソコンナビ 特別版
・サービズガイド・セットアップ手順など
Microsoft Officeはオプションになります。
珍しいのは「速攻!HPパソコンナビ 特別版」という解説本が付属していることではないでしょうか。出版社はマイナビで248ページにもおよぶ、パソコンの解説本となっています。Windows 10の基本操作やアプリの使い方、インターネットの閲覧方法やメールの使い方、さらにはWindowsのカスタマイズ方法やセキュリティに関してまで、パソコンの使い方に慣れていないユーザーでも、この本だけでかなり分かってしまうのではないでしょうか。
HPにしてみれば、この本を付属するだけでも、使い方に関するサポートの人件費を減らすことができるので、どちらにとってもメリットがありますね。
本体の外観
「HP ENVY 13」はカラーの選択肢はありません。HPの公式サイトには「シルクゴールド」と書かれていますが、シルバーに近いゴールドといったところでしょうか。本体はアルミニウムボディとなっており、上品な仕上がりとなっています。
本体の側面はとてもシンプルで、右側側面には、指紋認証センサー、USB 3.1 Gen1(電源オフUSBチャージャー機能対応)、電源コネクタがあります。
本体の左側側面には、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、USB 3.1 Gen1、USB Type-C 3.1 Gen1(電源オフUSBチャージャー機能対応)、microSDカードスロットがあります。電源オフUSBチャージャー機能対応の端子では、パソコンの電源がOFFの状態でも、繋いでいる機器に給電することができるので、スマホの充電などでも便利ですね。
また、本体をギリギリまで薄くする為に、USBポートの蓋が少し開閉するようになっています。USB Type-Cも両方搭載されているので、USBメモリなどもそのまま差し込むことができるので、嬉しいですね。個人的にはHDMI端子も搭載されていて欲しかったですが、USB Type-CポートがDisplayPortに対応しているようなので、我慢するしかなさそうです。
ヒンジの部分には模様がついているのですが、私はあまり好きではありません(^^; とはいえ、本体を開いたらこの部分は見えなくなるので、そんなに気になるものではないですが。。。
本体のキーボード側の面もシルクゴールドで統一されています。
そして、キーボードはバックライトを搭載しているので、暗いところでも見やすくなっています。
キーボードのバックライトは、ファンクションキーでON・OFFを切り替えられます。もしバックライトが点灯していない場合には、キーボードの数字「5」の上にある「f5」キーを押してみましょう。これでバックライトが点灯するはずです。
画面は最大でこのくらいに開きます。だいたい140度くらいでしょうか。たまに100度くらいしか開かないノートパソコンもありますが、このくらい開けば十分ですね。
そして本体の重量は1.26kgでした。少し重いですが、このくらいであれば、外への持ち運びにも向いているのではないでしょうか。ACアダプタを合わせた重量は1.54kgになります。バッテリー駆動時間は、メーカー公表値で約14時間ですので、1日外出先で使っても問題なさそうですね。
ベンチマークスコアやオンラインゲーム
続いてベンチマークになります。
まずはPCMark 7のベンチマークスコアから。
スコアは4426でした。
第8世代のcore i5なのですが、以前レビューをした、第7世代のcore i5を搭載している「DELL Inspiron 13 5000 2 in 1」よりも低くなってしまいました。
>> DELL Inspiron 13 5000 2 in 1(5378) レビュー。アウトレットで7万円
しかし、ファイナルファンタジー XIVのベンチマークは、標準の場合に2566(やや快適)になったので、性能が上回っていることが分かります。標準品質であれば、グラフィックボードがなくても遊べそうですね。
続いてドラゴンクエストXのベンチマークです。
まずは標準品質(解像度1280 × 720)のベンチマークスコアは6905(快適)でした。
最高品質で解像度を1920 × 1080にしたところ、ベンチマークスコアは3376(普通)になりました。こちらのスコアでも第7世代のcore i5を搭載している「DELL Inspiron 13 5000 2 in 1」よりも上回っていますね。
最後にCrystalDiskMark6による、ストレージの読み書きのベンチマークになります。
さすが、PCIe NVMe M.2 ソリッドステートドライブは256GB SSDを搭載しているだけあって、かなりのスコアですね。特にWriteが「DELL NEW XPS 13(9370)」と比べても、早くなっています。
>> DELL XPS 13 (9370)レビュー。スタンダードモデルの「Inspiron 13 5000」と比較
まとめ
HPの「ENVY 13」はスタイリッシュなところが良いですね。
DELLの同じようなパソコンだと「DELL XPS 13」になりますが、値段が圧倒的に高くなってしまいます。それよりも安価に購入したい、といような場合には最適ではないでしょうか。
逆にデザインよりも価格とスペックを重視するのであれば、「DELL Inspiron 13 5000」や「DELL Inspiron 13 7000」がおすすめになります。
>> DELL Inspiron 13 5000 2 in 1(5378) レビュー。アウトレットで7万円
「HP ENVY 13」を購入するなら、NTT系列のネットショップ「NTT-X ストア」が安くておすすめです!
・HP ENVY 13-ah0000 (i5/8GB/256GB/H&B 2016) (NTT-X ストア)
https://nttxstore.jp/_II_HP15961962