先日、「DELL Inspiron 15(3505)」を購入しましたが、さらに「DELL Inspiron 15(5515)」を購入しました。今回購入した機種は2021年4月頃に発売され、先日購入した機種よりも新しいCPUが搭載されています。
WEBの閲覧はもちろん、WordやExcelなどのOfficeが快適に動作し、そんなに高過ぎず、とは言え安過ぎず。でも、ある程度快適に動作する性能を持つ、AMD Ryzen搭載のノートパソコンになります。
>> DELL Inspiron 15(3505) レビュー。AMD Ryzen搭載でコスパ抜群
昔の13.3インチくらいのサイズと重量感
今回レビューする「DELL Inspiron 15(5515)」は、2021年4月に発売された普段用途向けのスタンダードモデルになります。画面は狭額縁となっており、DVDドライブを搭載していない為、スリムな本体となっており、だいぶスタイリッシュなデザインになっています。
とても驚いたのは、15.6インチのディスプレイでありながら、私が昔購入したDELLの13.3インチのノートパソコンとほぼ同じ大きさということです。左が15.6インチの「DELL Inspiron 15(5515)」、右が13.3インチの「DELL Inspiron 13 5000 2 in 1(5378)」です。
重ねてみるとこの通り!「DELL Inspiron 15(5515)」の方が、横幅が3cmほど長いだけになります。手前が「DELL Inspiron 13 5000 2 in 1(5378)」。
「DELL Inspiron 15(5515)」のサイズが横幅356mm×奥行228.9mm×厚み14.6mm~17.99mmで重量が1.643kg。13.3インチの「DELL Inspiron 13 5000 2 in 1(5378)」のサイズが横幅324mm×奥行224.8mm×厚み19.5mm~20.4mmで重量が1.59kg。
5年前の機種との比較となりますが、画面が狭額縁となったことで、サイズや重量が13.3インチのノートパソコンとほぼ同じになっています。パソコンの進化は凄いですね。。。
DELL Inspiron 15(5515)のスペック
OSは最新のWindows 11 Homeを搭載(即納モデルはWindows 10の可能性あり)、ディスプレイは15.6インチ(1920 × 1080)、CPUには、AMD Ryzen 5 5500U(6コア)、メモリは8GB、ハードディスクは256GB M.2 PCIe NVMe SSD、グラフィックボードはRadeon グラフィックスを搭載している、スタンダード性能なノートパソコンとなっています。
CPUのAMD Ryzen 5 5500Uは、インテルのCPUだとCore i5相当だと言われています。インテルのCPUに比べると、こちらのCPUはだいぶコスパが良くなっており、だいぶおすすめな機種となります。
Officeは搭載していませんが、70,000円弱で購入出来ました。インテルの同等のCPUであれば、80,000円くらいになりますので、若干安く購入出来ます。Officeを付属するのであれば、90,000円前後で購入できるかと思います。(キャンペーンにより価格は変わります)
また、先日購入したAMD Ryzen 5 3500Uを搭載した「DELL Inspiron 15(3505)」は、8GB搭載されているメモリがRadeon Vega 8 グラフィックスに2GBほど占有されていたのですが、今回の「DELL Inspiron 15(5515)」では、512MB程度しか占有されていませんでした。
2GBでは、占有容量が多すぎる気もしたので、調整されたのかもしれません。ただ、今回もBIOSなどで占有容量などの変更は出来ませんでした。
そして、お馴染みのRadeon グラフィックスのソフトウェアを起動し、パフォーマンスやグラフィックスに関する設定を、細かく調整・変更が出来るようになっています。
本体の外観
まず「DELL Inspiron 15(5515)」の同梱品です。
本体の他にACアダプタと電源ケーブル、シンプルなクイックスタートガイドが入っていました。(選択したオプションにより異なります)
本体は前面側が薄く、背面側が厚みのある形状になっており、厚みのある部分で18mm程度、幅は約356mmで奥行きは約228.9mm、重量は約1.64kgとなっています。
本体の右側面には、SDカードリーダー、USB 3.2 Gen1ポート、ヘッドセット ジャックがあります。
本体の左側面には、電源端子、HDMI 1.4b、USB 3.2 Gen1、USB 3.2 Gen 1 Type-Cがあります。
ディスプレイを開いている状態。
ディスプレイを開くと、ドロップヒンジによってキーボードの底面が持ち上がり、ノートパソコンの下に空気を循環させることができ、冷却効果がアップします。
キーボードにはテンキーもついており、さらにバックライトも搭載しています。キーピッチは実測で約19mmになります。電源ボタンがキーボードの並びの右上に配置されており、Windows Helloの指紋認証機能にも対応(オプション)しています。
キーボードには、標準でバックライトが搭載されているので、暗いところでも問題なくタイピングができます。
ディスプレイ上部に配置されているカメラには、カメラシャッターが付いており、万が一のプライバシーの侵害や、突然のビデオ通話などから保護できます。
天板になります。本体のカラーは公式サイトでは「プラチナシルバー」と書かれているのですが、アルミ仕上げのような色合いです。他に「ミストブルー」というカラーも選択できます。
ディスプレイはこのように狭額縁となっており、昔の15.6インチの画面サイズでありながら、本体のサイズは5年ほど前の13.3インチのノートパソコンと同じサイズとなっています。
ベンチマークスコアやオンラインゲーム
続いてGeekbenchのベンチマークスコアになります。
まずは、CPUベンチマークスコアですが、シングルコアが1061、マルチコアが3962でした。前の世代のAMD Ryzen 5 3500Uを搭載した「DELL Inspiron 15(3505)」と比べると、かなりスコアが良くなっています。
>> DELL Inspiron 15(3505) レビュー。AMD Ryzen搭載でコスパ抜群
CPUのスコアの詳細は以下の通りです。
インテルのCPUと比べると、画像の圧縮やレイトレーシングなど、画像の処理や3D描画などが強い傾向にあるようです。
次にGPUベンチマーク(OpenCL Score)ですが、スコアは10115でした。インテルのオンボードグラフィック(Intel UHD Graphics)よりも、AMDの方がスコアが良くなっており、よりコスパが良くなりますね。
GPUのスコアの詳細は以下の通りです。インテルのオンボードグラフィック(Intel UHD Graphics)と比べると、スコアのバランスはほぼ変わらない感じです。
次は、ファイナルファンタジー XIVのベンチマークを見てみましょう。結果は1280×720の高品質(ノートPC)の場合3056(やや快適)でした。
続いてドラゴンクエストXのベンチマークです。標準品質で解像度は(1280×720)で、ベンチマークスコアは9096(とても快適)でした。
世代の古いCPU(AMD Ryzen 5 3500U)を搭載した「DELL Inspiron 15(3505)」と比べると、ファイナルファンタジー XIVはそこまで変わらなかったのですが、ドラゴンクエストXのスコアは15%上がりました。
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最後にCrystalDiskMark6による、ストレージの読み書きのベンチマークになります。
さすが、PCIe NVMe M.2 ソリッドステートドライブは256GB SSDを搭載しているだけあって、快適なスコアを出していますね。
まとめ
今回は、即納モデルを選択した為、注文した次の日にパソコンが届きました。早くて驚きです(^^; 通常ですと2~3日くらいで配送されるらしいので、早く手元にパソコンが必要でしたら、即納モデルがおすすめです。
特に最近は、パーツ不足やコロナが影響しているようで、通常は届くのに2週間程度なのですが、注文してから1ヶ月以上かかることもあるようです。(2021年10月現在)
今回の「DELL Inspiron 15(5515)」は、動作はPCIe NVMe M.2 SSDということもあって、かなり快適です。全体的にサクサクと動いて、これで70,000円ならば、かなりコスパが良いのではないでしょうか。特に、DELLのノートパソコンは、スペックの割に価格が安くコスパが良いのでおすすめです。
>> DELL Inspiron 15(5515) の詳細はこちら(DELL 公式サイト)